5月も終わりに近づき、じめじめとした梅雨の季節が始まろうとしています。この時期は湿気や水没だけでなく、スマホへのダメージが増える季節でもあります。特にAndroidスマホは国内でも多くの方が使っているにもかかわらず、「壊れた時にどこに持って行けばいいか分からない」「iPhoneと違って修理店が少ない気がする」という声をよく耳にします。
実はAndroidスマホも、iPhoneと同様に修理専門店で対応可能です。Galaxy・Pixel・AQUOSをはじめとする多くの機種に対応しており、画面割れ・バッテリー交換・水没修理など、幅広いトラブルに対応できます。この記事では、Androidスマホが壊れた時の対処法から修理費用の目安、修理に出す前の注意点まで、修理のプロが徹底的に解説します。Androidユーザーの方はぜひ最後まで読んでください。
Androidスマホの故障でよくある症状とは?
Androidスマホが壊れた時、どのような症状が多いのでしょうか。修理店に持ち込まれる主な症状を見てみましょう。
画面割れ・液晶不良
最も多い故障がディスプレイの破損です。落下によって画面が割れたり、液晶が滲んだり、タッチが効かなくなるといったトラブルが発生します。画面が割れたまま使い続けると、ガラスの破片で怪我をする危険性や、内部への浸水・ほこりの侵入リスクが高まります。特にGalaxy S・Aシリーズ、Google Pixel シリーズ、AQUOSシリーズはディスプレイの修理依頼が非常に多い機種です。
バッテリー劣化・膨張
使用年数が2〜3年を超えると、バッテリーの持ちが著しく悪くなります。充電してもすぐなくなる、突然電源が落ちる、電池残量の表示がおかしいといった症状が出てきたら、バッテリーの交換時期です。さらに悪化するとバッテリーが膨張し、本体が変形したり、画面が浮いてしまうケースもあります。こうなると早急な修理が必要です。
充電できない・充電が遅い
USB-C端子(充電口)の汚れや破損、充電ケーブルの問題で充電不良が起こることがあります。特にUSB-C端子はほこりがたまりやすく、清掃だけで改善することもありますが、端子自体が破損している場合は修理が必要です。
カメラの故障
落下の衝撃でカメラのレンズが割れる、カメラが起動しない、映像がぼやけるといった症状も多く見られます。最近のAndroidスマホは高性能カメラが多いため、カメラが使えないと不便に感じる方が多いようです。
水没・浸水トラブル
梅雨や夏場の海・プールシーズンになると、水没トラブルが急増します。防水・防塵機能(IP68等)があっても、古くなった端末は防水性能が落ちているため油断は禁物です。水没後はすぐに電源を切り、充電や操作をせずに修理店へ持ち込むことが重要です。
主要Androidメーカー別の修理対応状況

Androidスマホは多くのメーカーが製造しており、メーカーによって修理の対応状況が異なります。国内で人気の主要メーカーの特徴を解説します。
Samsung Galaxy(サムスン ギャラクシー)
国内外で非常に人気が高いGalaxyシリーズ。Galaxy S25・S24・S23などのハイエンドモデルから、Galaxy A55・A35などのミドルレンジモデルまで幅広いラインナップがあります。公式のサムスンサービスセンターでの修理のほか、修理専門店でも多くの機種に対応しています。ただし、曲面ディスプレイを採用したモデルは修理費用が高くなる傾向があります。
Google Pixel(グーグル ピクセル)
Googleが直接製造するAndroidスマホで、Pixel 9・8・7などのシリーズが人気です。純正Androidが使えるためアップデートが早く、セキュリティも高いと評価されています。修理については、Google公認の修理店のほか、一般の修理専門店でも対応可能な機種が増えています。部品の入手性が改善されており、修理しやすい機種になっています。
AQUOS(シャープ)
国産スマホとして根強い人気を持つAQUOSシリーズ。AQUOSシリーズは国内メーカーらしく、防水・防塵性能に優れたモデルが多いのが特徴です。シャープのサポートセンターでの修理のほか、修理専門店での対応も増えています。修理部品の供給が比較的安定しているため、修理費用も抑えやすい傾向にあります。
Xperia(ソニー)
ソニーのXperiaシリーズも根強いファンを持つ人気機種です。Xperia 1・5・10シリーズなど多くのラインナップがあります。ソニーの修理センターでの修理はもちろん、修理専門店でも幅広く対応しています。特にカメラ性能を重視するユーザーが多く、カメラ修理の依頼も多い機種です。
その他のAndroidスマホ
OPPO・Xiaomi・OnePlusなど海外メーカーの機種も国内で普及しています。これらの機種は修理店によって対応状況が異なるため、事前に確認することをおすすめします。
Androidスマホの修理費用の目安
修理費用は機種・症状・修理店によって大きく異なりますが、一般的な目安を知っておくと参考になります。
画面修理(ガラス交換・液晶交換)の費用目安
画面修理は機種によって大きく費用が異なります。ミドルレンジ機種(Galaxy A・AQUOS sense・Pixel Aシリーズなど)では8,000円〜20,000円程度が目安です。ハイエンド機種(Galaxy S・Pixel Pro・Xperia 1など)では20,000円〜40,000円以上になることもあります。曲面ディスプレイや有機ELパネルを採用したモデルは、部品代が高くなるため修理費用も上昇します。
バッテリー交換の費用目安
バッテリー交換は比較的費用を抑えられる修理です。多くの機種で5,000円〜12,000円程度が目安です。iPhoneと比較するとバッテリーの種類が多様なため、機種によって費用に差があります。早めに交換することでバッテリー膨張による本体ダメージを防ぐことができます。
水没修理の費用目安
水没修理は症状の程度によって費用が大きく変わります。軽度の水没(すぐに乾燥対処した場合)では10,000円〜20,000円程度で対応できることもありますが、基板に深刻なダメージがある場合は30,000円以上かかることもあります。また、水没後の状態によっては修理不可と判断される場合もあります。
充電口・カメラ修理の費用目安
充電口(USB-C端子)の修理は7,000円〜15,000円程度が目安です。カメラモジュールの交換は機種によって異なりますが、10,000円〜25,000円程度が一般的な相場です。
Androidスマホが壊れた時にまずやること
Androidスマホが壊れた時、修理に出す前にやっておくべきことがあります。焦らず以下の手順を確認してください。
データのバックアップを取る
修理に出す前に、必ずデータのバックアップを取っておきましょう。AndroidはGoogleアカウントと連携することで、連絡先・写真・アプリデータなどを自動でバックアップできます。Googleフォトを使えば写真・動画のバックアップも簡単です。バックアップが取れない状態(画面が割れて操作できないなど)の場合は、修理店に相談しましょう。
SIMカードを取り出す
修理に出す前に、SIMカードを取り出しておくことをおすすめします。修理中にSIMカードが必要になることはほとんどありませんし、万が一のトラブル防止になります。
初期化・データ削除は慎重に
「修理に出す前に初期化した方が良いですか?」という質問をよくいただきますが、修理店に相談してから判断することをおすすめします。初期化すると復旧できないデータもあるため、必要なデータのバックアップを完全に取ってから行いましょう。
水没した場合の緊急対処
水没した場合はすぐに電源を切り、充電・操作をしないことが最優先です。水分が内部回路に触れた状態で通電すると、基板がショートしてしまいます。タオルで外側の水分を拭き取り、できるだけ早く修理店に持ち込んでください。乾燥剤(シリカゲル)と一緒に袋に入れて持ち込むのも効果的です。
メーカー修理と修理専門店の違い

Androidスマホの修理は、メーカーや通信キャリアの修理サービスを使う方法と、修理専門店に依頼する方法があります。それぞれのメリット・デメリットを比較してみましょう。
メーカー・キャリア修理のメリット・デメリット
メーカーや通信キャリアに修理を依頼するメリットは、純正部品を使用するため品質が保証されていること、保証期間内であれば無料または割引で修理できることです。一方でデメリットとして、修理に1週間〜2週間かかることが多い、代替機の手配が必要になる、修理費用が高額になりやすい、といった点があります。特に保証期間外の場合は費用が高くなりがちです。
修理専門店のメリット・デメリット
修理専門店の最大のメリットは、即日・当日修理に対応しているケースが多いことです。画面割れやバッテリー交換であれば、30分〜1時間程度で修理が完了することも珍しくありません。また、メーカー修理と比べて費用が抑えられることが多い点も魅力です。デメリットとしては、使用部品の品質がお店によって異なる点、修理後の保証内容がお店によって違う点などがあります。信頼できる修理店を選ぶことが重要です。
郵送修理という選択肢
近くに修理店がない、お店に持って行く時間がないという方には、郵送修理が便利な選択肢です。修理のキクチでは全国からの郵送修理を受け付けており、返送料無料で対応しています。郵送修理の流れや注意点については、後ほど詳しく説明します。
Androidスマホの修理を依頼する前の注意点
修理を依頼する前に知っておくべき注意点をまとめました。後悔しない修理選びのために確認しておきましょう。
保証・保険の確認
修理を依頼する前に、まず以下の保証・保険を確認しましょう。メーカー保証(購入後1年間が一般的)、キャリアの修理保証サービス(月額料金のオプション)、クレジットカードの動産保険(一部のカードに付帯)、スマホ保険(別途加入)などがあります。保証・保険が使える場合は、まずそちらを確認することをおすすめします。
修理後の保証内容を確認する
修理完了後、その修理箇所に対する保証が何ヶ月あるかを必ず確認しましょう。信頼できる修理店は修理後の保証をしっかり提示しています。保証なしの修理店には注意が必要です。
修理後の防水性能について
防水対応のAndroidスマホを修理した場合、修理後は防水性能が保証されないことが多いです。これはメーカー修理・修理専門店どちらでも同様です。修理後は水回りでの使用に注意しましょう。
データの扱いについて
修理によっては端末の初期化が必要になる場合があります。事前にバックアップを取っておくことが大切です。また、修理店にスマホを預ける際は、パスコードをお伝えすることが必要な場合があります。信頼できる修理店に依頼することが重要です。
Androidスマホの寿命と買い替えの判断基準
修理するか、買い替えるかの判断は悩むところです。どちらが良いか判断する基準を解説します。
修理がおすすめのケース
購入から2年以内の比較的新しい機種、修理費用が端末の購入価格の半額以下である場合、今の機種に特別な愛着や理由がある場合(おサイフケータイ・おすすめのカメラ設定など)は、修理する方がお得なケースが多いです。
買い替えがおすすめのケース
購入から4年以上経過している機種、OSのアップデートサポートが終了している機種、修理費用が端末価格の半額を超える場合、バッテリーとディスプレイなど複数箇所の故障がある場合は、新しい機種に買い替えることを検討した方が良いでしょう。
修理してから売るという選択肢
画面が割れたまま売ると買取価格が大幅に下がります。修理費用を払ってきれいにしてから売る方が、トータルでお得になるケースもあります。特に人気機種(Galaxy S・Pixel最新シリーズなど)は、修理後の買取価格が修理費用を上回ることもあります。
郵送でAndroidスマホを修理する方法
店舗に持ち込めない方のために、郵送修理の流れを詳しく解説します。
郵送修理の流れ
まず修理店の公式サイトまたは電話で修理の相談・申し込みを行います。次に端末を梱包して発送します。修理店で受け取り後、診断・お見積りの連絡が来ます。修理内容に同意したら修理開始、完了したら着払いで返送されます。
梱包のポイント
郵送修理で大切なのは梱包です。端末をプチプチ(気泡緩衝材)で十分に包み、箱の中で動かないように固定することが重要です。SIMカードは必ず取り出しておきましょう。発送時は追跡番号のある宅配便を使うと安心です。
郵送修理で気をつけること
郵送修理では、修理前に必ずデータのバックアップを取っておきましょう。また、修理不可の場合の対応(返送料・診断料)についても事前に確認しておくことをおすすめします。修理のキクチでは、修理不可の場合も診断料・返送料は無料です。
Androidスマホを長持ちさせるための予防策
修理に出さなくて済むよう、日頃のケアが大切です。Androidスマホを長持ちさせるためのポイントをご紹介します。
スマホケース・保護フィルムを使う
落下による画面割れを防ぐために、しっかりしたスマホケースと強化ガラスフィルムの使用を強くおすすめします。特に縁(フチ)をしっかり保護するタイプのケースが効果的です。画面保護フィルムは定期的に交換しましょう。
バッテリーを適切に管理する
バッテリーを長持ちさせるには、充電は20〜80%を目安に管理することが理想です。毎晩100%まで充電することや、0%まで使い切ることを繰り返すとバッテリーの劣化が早まります。最近のAndroidスマホには「バッテリー保護モード」「最適化充電」などの機能が搭載されているものも多いので、活用しましょう。
熱に注意する
梅雨から夏にかけて気温が上がる季節は、スマホの熱問題にも注意が必要です。炎天下の車内や直射日光の当たる場所にスマホを放置しないようにしましょう。充電しながらの動画視聴やゲームも端末に負荷がかかるため、熱を持ちやすくなります。スマホが熱くなってきたら一度休ませることが大切です。
定期的なソフトウェアアップデート
セキュリティパッチや最適化のためのアップデートは積極的に行いましょう。アップデートによってバッテリー性能が改善されることもあります。ただし、OSの大型アップデートは端末に負荷がかかることもあるため、旧機種では動作が重くなる場合があります。
Androidスマホ修理の最新トレンド:右修理してセカンドライフを
近年、スマートフォンの修理権(Right to Repair)が世界的に注目されています。欧州を中心に「修理しやすい製品設計」が求められるようになり、メーカーが修理部品を一般向けに販売したり、修理マニュアルを公開したりする動きが広がっています。日本国内でもこのトレンドを受け、修理専門店での対応機種が年々拡大しています。
スマートフォンを長く使うことは、環境負荷の低減にもつながります。新しい端末を製造するには多くの資源とエネルギーが必要ですが、修理して使い続けることでその消費を抑えることができます。「少し壊れたから捨てる」ではなく、「修理して長く使う」というサステナブルな選択が、今後ますます重要になってくるでしょう。
特にAndroidスマホはメーカーや機種のバリエーションが豊富で、修理部品の入手性も改善されています。2〜3年使った端末も、バッテリーや画面を交換することで快適に使い続けることができます。「古いから買い替え」と判断する前に、一度修理専門店に相談してみることをおすすめします。
よくある質問(FAQ)
Q. Androidスマホの修理はどこでもできますか?
A. 修理店によって対応機種が異なります。Galaxy・Pixel・AQUOSなどの主要機種は多くの修理専門店で対応していますが、一部の海外メーカー機種や旧機種は部品入手が困難で対応できない場合もあります。まずは修理店に機種名を伝えて確認することをおすすめします。
Q. 修理中はスマホが使えなくなりますか?
A. 店頭修理の場合、画面交換やバッテリー交換は30分〜1時間程度で完了することが多いです。その間は代替機が必要な方は事前に相談してください。郵送修理の場合は、発送から返送まで数日〜1週間程度かかります。
Q. Android修理後にデータは消えますか?
A. 通常の画面交換やバッテリー交換ではデータは消えません。ただし、基板修理や水没修理の場合はデータが消える可能性があります。修理前に必ずバックアップを取っておくことを強くおすすめします。
Q. 修理費用は見積もり後にキャンセルできますか?
A. 多くの修理店では、見積もり提示後にキャンセルできます。修理のキクチでは、見積もりに同意いただいた場合のみ修理を進めますので、お気軽にご相談ください。
Q. 画面割れのまま使い続けても大丈夫ですか?
A. 画面が割れたまま使い続けることはおすすめしません。ガラスの破片で手が傷つくリスク、割れ口から水分やほこりが入るリスク、タッチ不良の悪化、液晶の劣化加速などのリスクがあります。早めに修理することをおすすめします。
Q. 防水スマホでも水没修理は受け付けていますか?
A. はい、防水対応機種でも水没修理を受け付けています。防水機能があっても、経年劣化や画面割れがある状態では防水性能が低下しているため、水没することがあります。水没後はすぐに電源を切って修理店にご相談ください。
Q. 旧機種のAndroidでも修理できますか?
A. 機種や製造年によって対応可否が異なります。古い機種は部品の入手が困難な場合もありますが、まずはご相談ください。修理が難しい場合でも、データ取り出しのみの対応が可能なケースもあります。
Q. 修理中に個人情報は安全ですか?
A. 信頼できる修理店では、修理中のプライバシー保護に十分配慮しています。修理に必要な作業以外でのデータアクセスは行いません。ただし、不安な方は修理前にパスコードを変更するか、重要なアプリにロックをかけておくと安心です。修理後は再度パスコードを変更することをおすすめします。
Q. Androidのおサイフケータイが壊れた場合はどうなりますか?
A. おサイフケータイ(FeliCa)機能は、ICチップが内蔵されており、修理の種類によっては影響を受ける場合があります。交通系ICカードや電子マネーのデータはクラウドで管理されているサービスが多く、機種変更・修理後も引き継ぎ手続きで復元できるものがほとんどです。ただし、修理前に各サービスのデータバックアップ・引き継ぎ設定を行っておくことをおすすめします。
まとめ:Androidスマホが壊れたら修理専門店に相談を
Androidスマホの修理について、機種別の特徴から修理費用の目安、修理前の注意点まで詳しく解説しました。まとめると以下のポイントが重要です。
画面割れ・バッテリー劣化・水没など、Androidスマホの主要な故障はほとんどが修理可能です。修理費用は機種・症状によって異なりますが、メーカー修理と比較して修理専門店の方が費用を抑えられるケースが多いです。修理前にはデータのバックアップを必ず取り、保証・保険の確認もしておくと安心です。
梅雨から夏にかけての時期は水没・熱トラブルが増えるシーズンです。日頃からスマホケースの装着やバッテリー管理などの予防策を取り、もしもの時は早めに修理専門店に相談することをおすすめします。
修理のキクチでは、Galaxy・Pixel・AQUOS・Xperiaをはじめとする多くのAndroid機種に対応しております。店頭にお持ち込みが難しい場合は郵送修理もご利用いただけます。全国どこからでもお気軽にご相談ください。
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