iPhone 16・16 Plusを使っていて「画面にヒビが入ってしまった」「バッテリーの減りが急に早くなった」「充電口に差しても反応しない」といったトラブルに直面したことはありませんか?iPhone 16シリーズはAppleが2024年秋に発売したスタンダードモデルで、2026年現在も多くの方が日常的に使い続けています。しかし、毎日持ち歩くデバイスである以上、故障や損傷のリスクは避けられません。特に夏場は海やプールへの持ち込みによる水没、屋外での落下、高温環境による熱トラブルなど、例年より故障件数が増加する傾向があります。

本記事では、iPhone 16・16 Plusに特化した修理費用の相場から、修理先の選び方、修理前に必ずやっておくべき準備まで、修理のキクチが詳しく解説します。「修理費用が高くて困っている」「どこに頼めばいいかわからない」という方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

iPhone 16・16 Plusの基本スペックと修理に影響するポイント

修理費用や修理の難しさは、スマホのスペックや設計によって大きく変わります。iPhone 16・16 Plusの主な特徴で、修理に関係するポイントを確認しておきましょう。

iPhone 16は6.1インチ、iPhone 16 Plusは6.7インチのSuper Retina XDR ディスプレイ(OLED)を搭載しています。画面サイズが大きいiPhone 16 Plusは、その分ディスプレイのパーツ代も高くなる傾向があります。両モデルともにUSB-C端子を採用しており、Lightning端子は廃止されました。充電口の形状が変わったことで、端子トラブルの症状や修理費用もLightning時代とは異なります。

また、カメラはデュアルカメラ(広角・超広角)構成で、Proモデルほどカメラシステムはありませんがカメラコントロールボタンを新たに搭載しています。このカメラコントロールボタンは従来のiPhoneにはなかった部品のため、故障した場合の修理パーツ供給状況や費用には注意が必要です。

ボディ素材はアルミニウム+前後強化ガラス(Ceramic Shield)で、背面ガラスの割れが生じた場合も修理が必要になります。防水性能はIP68(水深6m・最大30分)に対応していますが、これは製品新品時の数値であり、すでに使用しているiPhoneや落下などで内部にダメージがある場合は防水性能が低下している可能性があります。

iPhone 16・16 Plusの画面割れ修理費用

iPhoneの画面が割れて困っている女性

画面割れはiPhoneの修理依頼の中でも最も多い症状です。iPhone 16・16 PlusはOLEDディスプレイを採用しており、液晶(LCD)モデルに比べてパーツ代が高い傾向にあります。

Apple正規サービスプロバイダー(Apple Store・正規代理店)での修理費用は、AppleCare+に加入している場合と非加入の場合で大きく異なります。AppleCare+加入済みの場合、画面修理はサービス料金として3,700円(税込)程度が目安です。一方、AppleCare+未加入の場合は修理費用が大幅に上がります。Apple公式の過失損傷費用は、iPhone 16が42,800円前後、iPhone 16 Plusが47,800円前後とされていますが(2026年時点での参考値)、これは最大費用であり実際は症状や部品によって変わります。

修理専門店(非正規)での画面修理費用の相場は以下のとおりです。iPhone 16の画面(フロントパネル)修理は概ね15,000円〜25,000円前後、iPhone 16 Plusは18,000円〜28,000円前後が目安です。正規店に比べてコストを抑えられますが、使用するパーツの品質(純正品・互換品)や修理店の技術力によって仕上がりに差が生じる場合もあります。信頼できる修理店を選ぶことが重要です。

画面割れは「少しひびが入っただけだから大丈夫」と放置しがちですが、そのまま使い続けると内部に水分やホコリが侵入して故障が拡大したり、タッチパネルが正常に動作しなくなるリスクがあります。早めの修理を検討しましょう。

iPhone 16・16 Plusのバッテリー交換費用と交換タイミング

バッテリーは消耗品であり、使用年数や充電回数が増えるにつれて性能が低下します。iPhone 16・16 Plusのバッテリー容量はそれぞれ約3,561mAh・4,685mAhとされており、Plusモデルの方が容量が大きく持ちがよいですが、どちらも数年使用すると劣化は避けられません。

Appleの公式情報によると、バッテリーの最大容量が80%を下回ると交換が推奨されています。設定アプリ→「バッテリー」→「バッテリーの状態と充電」から確認できます。具体的には「1日中充電が持たなくなった」「充電量が残っているのに突然電源が切れる」「充電が異常に遅くなった」といった症状が現れたら、バッテリー交換を検討するサインです。

Apple正規でのバッテリー交換費用は、AppleCare+加入有無・バッテリー容量によって変わります。AppleCare+加入中でバッテリー最大容量が80%未満の場合は無償(サービス料無し)で交換が可能なケースもあります。非加入の場合、Apple公式の料金はiPhone 16で概ね15,000〜16,000円前後が目安です。

修理専門店でのバッテリー交換費用は、5,000円〜12,000円程度が相場です。純正バッテリーか互換バッテリーかによっても費用が変わります。互換バッテリーは安価ですが、品質にばらつきがあるため信頼性の高いパーツを使用している修理店を選ぶことが大切です。バッテリー交換後にiPhoneの設定画面で「バッテリーの状態」が「不明」や「このバッテリーは交換が推薦されています」という表示が出ることがありますが、これは正規パーツ以外を使った場合にAppleのシステムが検知するためです。動作には支障ない場合がほとんどですが、気になる方は正規店での交換をお勧めします。

iPhone 16・16 Plusのカメラ修理費用

iPhoneのカメラは日常的に多用されるため、故障や損傷が起きやすいパーツのひとつです。iPhone 16・16 Plusのカメラ修理で多い症状は次のとおりです。背面カメラレンズ(保護ガラス)の割れ・ひび、カメラが起動しない・真っ暗になる、写真や動画がぼやける・ピントが合わない、前面カメラ(セルフィーカメラ)の故障などが挙げられます。

背面カメラの保護ガラスが割れているだけであれば、比較的費用を抑えた修理が可能なケースもありますが、内部のカメラモジュール自体が損傷している場合は費用が高くなります。修理専門店でのカメラ修理費用の目安は、背面カメラモジュール交換で15,000円〜30,000円前後、前面カメラ交換で8,000円〜15,000円前後です。Apple正規での修理は、過失損傷の場合は前述の過失損傷費用の対象となる場合もあります。

新機能であるカメラコントロールボタンは本体側面に配置された物理ボタンで、写真・動画撮影のトリガーとして機能します。このボタン自体が故障した場合の修理は、まだ事例が少なく修理費用が不明瞭な部分もあります。修理専門店では対応できない場合もあるため、Appleサポートへの相談を優先するとよいでしょう。

iPhone 16・16 PlusのUSB-C充電口修理費用

iPhone 16シリーズからLightning端子が廃止され、USB-C端子に移行しました。USB-C端子は充電だけでなくデータ転送にも使用する重要な端子です。端子が故障する主な原因としては、コネクタの抜き差しを繰り返すことによる接触不良、端子内部へのホコリ・ゴミの詰まり、水分による腐食、強い力による変形・折れなどが挙げられます。

まず試してほしいのは、充電口内部のゴミ詰まりの確認です。爪楊枝などで端子の中を軽くほじると、圧縮されたホコリが取れて充電が復活するケースがあります。ただし、金属製のものを使うと端子を傷つけるリスクがあるため、プラスチックや木製のものを使用してください。

端子の交換修理が必要な場合、修理専門店でのUSB-C端子修理費用は概ね10,000円〜18,000円前後が目安です。iPhone 16シリーズはUSB-C移行後まだ日が浅く、正規店・非正規店問わず修理実績が増えてきているため、費用は今後安定してくる可能性があります。

iPhone 16・16 Plusの水没修理費用と応急処置

夏場に特に多いのが水没トラブルです。海やプール、川遊び、急な雨など、水に触れる機会が増える季節です。iPhone 16・16 PlusはIP68防水規格に対応していますが、絶対に壊れないわけではありません。特に塩水(海水)や塩素水(プールの水)は通常の真水よりも腐食性が高く、より大きなダメージを与えます。

水没した時の正しい応急処置は次のとおりです。まず電源を切ること(操作できる場合)。次に充電口をタオルなどで軽く押さえて水分を取り、本体を振って水を出す。その後、風通しの良い場所で乾燥させます。ドライヤーの熱風を使うのはNG(熱でバッテリーや内部パーツにダメージを与える可能性あり)です。シリカゲル(乾燥剤)と一緒に密閉袋に入れて乾燥させる方法も有効です。

水没後は外見上問題なく動作していても、数日後に内部腐食が進んで突然動作しなくなることがあります。水没した場合は早めに専門店への持ち込みを検討してください。修理専門店での水没修理費用は、基板洗浄・乾燥処理で8,000円〜20,000円前後が目安です。内部パーツに広範な損傷がある場合は、追加の修理費用が発生することもあります。また、水没修理は修理不可と判断される場合もあるため、修理前に確認しておくことが重要です。

iPhone 16・16 Plusの背面ガラス修理費用

iPhoneの背面はガラス素材のため、落下などで割れてしまうことがあります。背面ガラスが割れたまま使い続けると、ガラスの破片が手に刺さる危険があるほか、内部への水分・ほこりの侵入経路になります。

Apple正規での背面ガラスのみの修理は基本的に行っておらず、本体交換(過失損傷対応)になるケースが多く、費用が高くなります。修理専門店では背面ガラスのみを交換する修理が可能なことが多く、費用は10,000円〜20,000円前後が目安です。ただし、背面ガラス交換はiPhone本体を一度完全に分解する必要があるため、技術力のある修理店に依頼することが重要です。

その他の故障症状と修理費用(ボタン・スピーカー・顔認証など)

iPhone 16・16 Plusで発生しうる、その他の修理についても費用感を把握しておきましょう。

サイドボタン(電源ボタン)・音量ボタンの故障は、ボタンが物理的に陥没した場合やボタンが効かなくなった場合に修理が必要です。修理専門店での費用は8,000円〜15,000円前後が目安です。スピーカー・マイクの故障は、通話中に相手の声が聞こえない・自分の声が届かないといった症状が出ます。スピーカーのゴミ詰まりは綿棒で清掃することで改善するケースもありますが、パーツ自体の交換が必要な場合は8,000円〜16,000円前後の費用がかかります。Face ID(顔認証)の故障は、フロントカメラシステムやTrueDepthカメラに関わる部分の修理が必要で、難易度が高く費用も15,000円〜30,000円前後と高めです。正規店での修理が推奨されます。

修理のキクチのスタッフが修理の説明をしている様子

修理先の選び方:Apple正規店 vs 修理専門店 vs 郵送修理

iPhone 16・16 Plusの修理を依頼する先は大きく3つあります。それぞれのメリット・デメリットを整理しておきましょう。

Apple正規サービスプロバイダー(Apple Store・Apple正規代理店)は、純正パーツを使用し、Appleの公式保証が受けられる安心感があります。修理後も引き続きApple保証が有効になるため、品質を最優先にしたい方や、Face IDや顔認証など高度な修理が必要な場合に向いています。ただし、費用が高め(特にAppleCare+未加入の場合)で、予約が必要なことが多く、店舗が近くにない方には不便です。

修理専門店(非正規の修理業者)は、費用が正規店より安い場合が多く、即日修理や当日対応が可能なケースも多いです。街中の修理店や郵送修理に対応した専門店が全国各地にあります。ただし、店舗によってパーツの品質や技術力に差があるため、実績・口コミ・保証内容をしっかり確認してから依頼することが大切です。

郵送修理は、近くに修理店がない地方在住の方や、店舗へ行く時間がない方に便利なサービスです。修理のキクチでは全国どこからでも郵送修理を受け付けており、返送料は無料です。修理不可の場合も診断料なしでご返送します。初めての方でも利用しやすいサービスです。

修理前に必ずやっておくべき準備

iPhoneを修理に出す前に必ず行っておくべき準備があります。これを怠ると、大切なデータが消えてしまう可能性があります。

最も重要なのはバックアップです。iCloudバックアップまたはMac・PCを使ったバックアップ(Finder/iTunes)でデータを保存しておきましょう。修理の種類によっては、修理中にデータが初期化される場合があります。特に全体修理(本体交換)が発生した場合は確実にデータが消えます。

次にiPhoneを探す(Find My iPhone)機能をオフにします。これを有効にしたまま修理店に渡すと、修理店側が作業を進められない場合があります。設定→「自分の名前」→「探す」→「iPhoneを探す」をオフにしてください。また、Apple IDのパスワードを確認しておくこと、SIMカードを取り出しておくこと(修理内容によって必要な場合)、フェイスケアや指紋認証の再設定が必要になる場合に備えてApple IDとパスワードを記録しておくことも重要です。

おサイフケータイ・Suicaなどのサービスを利用している場合は、事前にカードの削除・移行手続きが必要なケースもあります。Appleや各カード会社の手順に従って対応してください。

iPhone 16・16 Plusを長持ちさせる日常ケアのポイント

修理費用を節約するためにも、日常的なケアでiPhoneを長持ちさせることが大切です。修理のプロ目線から、特に効果的な日常ケアのポイントをご紹介します。

まず保護ケース・保護フィルムの活用です。落下によるダメージを最小限に抑えるには、衝撃吸収性の高いケースを装着することが最も効果的です。四隅に衝撃吸収素材を使ったケースは、落下時の画面割れリスクを大幅に下げます。また、強化ガラス製の保護フィルムを貼ることで、フロントカメラを含む画面全体を保護できます。iPhone 16のCeramic Shieldは耐久性が高いものの、コンクリートやアスファルトへの落下には無力なこともあります。保護グッズは消耗品と割り切って、劣化したら新品に交換しましょう。

次にバッテリーへの配慮です。バッテリーを長持ちさせるには、充電を0%まで使い切ることを避け、20〜80%の範囲を維持することが理想的です。iOS標準の「最適化されたバッテリー充電」機能を有効にしておくことで、充電サイクルの消耗を抑えられます。また、就寝中に充電したままにする習慣は、バッテリー劣化を早める原因になりやすいため、80%程度で充電を止める習慣をつけましょう。

高温環境への注意も欠かせません。夏場の直射日光の下や車内(特に窓際)にiPhoneを放置すると、内部温度が異常に上昇しバッテリーや基板にダメージを与えます。Appleは動作環境温度を0〜35℃と定めており、これを大幅に超えると「温度が高すぎます」という警告が表示されiPhoneが機能制限を行います。夏場はiPhoneを直射日光の当たる場所に置かない、車内での放置は避けることを徹底してください。

充電口の清掃も定期的に行うことをおすすめします。ポケットやバッグの中でiPhoneを持ち歩くうちに、充電口にホコリや細かいゴミが少しずつ詰まっていきます。これが原因で「充電できない」「充電が不安定」という症状が出るケースは非常に多いです。定期的に爪楊枝などで優しく清掃することで予防できます。

修理費用の目安まとめ一覧表

ここまで説明してきたiPhone 16・16 Plusの修理費用を、修理専門店(非正規)での目安としてまとめます。あくまで目安であり、修理店や症状の程度によって変わります。

画面(フロントパネル)修理:iPhone 16は15,000円〜25,000円、iPhone 16 Plusは18,000円〜28,000円が目安です。バッテリー交換は5,000円〜12,000円、USB-C端子修理は10,000円〜18,000円、背面ガラス修理は10,000円〜20,000円、カメラモジュール修理は15,000円〜30,000円、水没修理(基板洗浄)は8,000円〜20,000円、スピーカー・マイク修理は8,000円〜16,000円、ボタン修理は8,000円〜15,000円となっています。複数箇所の故障がある場合や、内部基板への損傷がある場合はさらに費用がかかる場合があります。

iPhone 16・16 Plus修理に関するよくある質問(FAQ)

Q. 修理に出すとデータは消えますか?
A. 修理の種類によって異なります。画面修理やバッテリー交換であれば通常データは消えませんが、本体交換が伴う場合はデータが消える可能性があります。事前に必ずバックアップを取るようにしてください。

Q. 非正規修理店で修理するとAppleの保証は切れますか?
A. 正規店以外での修理を行った場合、その修理箇所についてはAppleの保証対象外となる可能性があります。ただし、Appleは「第三者修理を行った部品以外の部分」に関しては保証対象を継続するとしています。修理前に保証の扱いについて確認することをおすすめします。

Q. iPhone 16とiPhone 16 Plusはパーツが共通ですか?
A. 多くの内部パーツは異なります。特にディスプレイはサイズが違うため異なるパーツが使われており、修理費用もiPhone 16 Plusの方が高くなる傾向があります。

Q. 修理にはどのくらいの時間がかかりますか?
A. 画面割れやバッテリー交換であれば、修理専門店では30分〜1時間程度で完了するケースも多いです。郵送修理の場合は、発送から返送まで概ね3〜7営業日程度が目安です(修理内容・混雑状況によって変わります)。

Q. 修理前にどんな準備が必要ですか?
A. バックアップ取得・「iPhoneを探す」のオフ・Apple IDパスワードの確認が最低限必要です。SIMカードの取り出し、おサイフケータイの設定確認なども場合によって必要です。

Q. 修理不可の場合はどうなりますか?
A. 修理のキクチでは、修理不可と判断した場合でも診断料は無料で端末をご返送します。返送送料も弊社負担です。安心してご相談ください。

Q. 水没したiPhoneは修理できますか?
A. 水没後の状態によりますが、内部基板への腐食・損傷が軽度であれば修理対応できる場合があります。ただし水没修理は「修理できる保証がない」修理のため、まずは診断を受けることをおすすめします。

Q. 修理後の保証はありますか?
A. 修理のキクチでは修理完了後に一定期間の保証を設けています。保証内容については修理依頼時にご確認ください。

まとめ:iPhone 16・16 Plusの修理は信頼できる専門店へ

iPhone 16・16 Plusはオールガラスボディ・OLED画面・USB-Cなど高品質な設計の一方で、パーツ代が高く自己修理が難しい機種でもあります。修理費用は正規店と非正規専門店で大きく異なり、AppleCare+の加入状況によっても変わります。

どこで修理するかを選ぶ際は「費用」「スピード」「品質・保証」のバランスを考えることが大切です。近くにApple Storeや正規店がない場合や、費用を抑えたい場合は修理専門店・郵送修理の活用を検討してみてください。

修理のキクチは全国対応の郵送修理専門店として、iPhone 16・16 Plusの各種修理に対応しています。まずはお気軽にご相談ください。

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